熱帯魚が泳いでいる水槽を玄関やリビングに置いておくと、華やかでとても気分が癒されます。
水族館やペットショップ等できれいな水槽を眺めていると、熱帯魚を飼ってみたいなと思ったことがあるかも知れませんが、飼育が難しそうとか、管理が大変そうだとかで、憧れはあっても敬遠してしまう人は多いと思います。
たしかに、海水魚の飼育等は設備もそれなりに必要ですし、ちゃんとした管理をしないと、高いお金を出して買ってきた熱帯魚が全滅してしまうこともあります。
でも、いきなり難しいものにチャレンジしなくても、簡単に飼える熱帯魚がいますので、まずは初心者向けの熱帯魚飼育から始めて、部屋を華やかな水槽のある空間にしてみませんか。
ここでは、超初心者向けで安価な淡水熱帯魚を紹介したいと思います。
おすすめはネオンテトラとカージナルテトラ
まず一番初めに勧められるのは、テトラ系の種類のネオンテトラ、カージナルテトラです。
ネオンテトラとカージナルテトラはとてもよく似ていて、あまり知らない人が見るとどちらも同じに見えてしまいます。
背中が青くお腹が赤いのですが、ネオンテトラはお腹から尾びれにかけて体の半分くらい赤いラインが入っていますが、カージナルテトラは目の下あたりから尾びれまで赤いラインが入っています。
鮮やかさではカージナルテトラの方が青と赤のコントラストがきれいで見栄えがします。値段も少しカージナルテトラの方が高いです。
群泳して泳ぐ姿がいいので、水槽の大きさにもよりますが20~30匹くらい入れると見た目がいい感じです。飼い方に差はほぼないので、予算と見た目で決めるといいでしょう。
熱帯魚といってもペットショップにもいろんな種類がいて、同じ水槽にいろんな魚が泳いでいると楽しいので、自分の水槽にもいっぱい色々な種類の魚を入れたいと思ってしまいますが、人間にも相性があるように魚にもあります。
同種でもケンカしますし、繁殖期に気性が荒くなって傷つけ合う個体もいます。縄張り争いも起こりますし、サイズが違いすぎると大きい魚に小さい魚が食べられてしまうこともあります。
その点でネオンテトラやカージナルテトラはとても大人しいので、同種でケンカして調子を崩すようなことはほとんどありませんのでおすすめです。
混泳におすすめなのは
上記のように、他の魚と混泳させることには注意が必要になりますが、比較的大人しくて他の魚とケンカしにくい、他の魚を襲ったりしない魚もいますので、ペットショップで購入するときには店員さんに聞いてみると、欲しい熱帯魚が混泳可能かどうか教えてもらえます。
ここでおすすめするのは、ネオンテトラ、カージナルテトラはもちろんですが、プラスで混泳させたいときは、ライトで反射して青く目が光るアフリカンランプアイもかわいいですし、
黄色い体がキュートなゴールデンハニードワーフグラミーなども雄雌ワンペアとか少数ならば同種どうしの小競り合いも少なく飼いやすいと思います。
他には水槽のお掃除をしてくれるオトシンクルスやヤマトヌマエビ、石巻貝なども水槽にアクセントができて楽しめます。
淡水水槽は、海水魚飼育のように塩分濃度を合わせる必要もなく、簡易ろ過フィルター等で水質を保つことで十分に飼育することができます。熱帯魚入門にはおすすめですので、是非一度飼ってみてください。癒されますよ~。