出目金 色が変わる

現在、金魚5匹と出目金2匹を飼っています。川で釣り糸に引っかかって持ち帰った金魚1匹と、子どもが金魚すくいで何匹か持って帰ってきて生き残った子達です。

飼っている2匹の出目金のうち、1匹だけ真っ黒だった体がだんだんオレンジ色に変わってきました。何かの病気かと思い調べてみると、褪色といって出目金にはよくあることなのだそう。

今まで何回も金魚や出目金をお祭り等で持って帰ってきて飼っていていましたが、金魚すくいでもらった金魚は大体長生きしないことが多くて、出目金が色変わりしたことはありませんでした。

今家にいる金魚達は3年以上飼っていますが、初めて出目金の色が変わってきました。

元々金魚は人間が品種改良したもの

出目金のあの漆黒の色も突然変異により生まれたものを品種改良して作っていったそうです。飛び出た目も突然変異で出た個体同士を掛け合わせて品種改良してできたものと言われています。

色が変わる要因は、元々リュウキンの突然変異から生まれた赤出目金を改良して生まれたので、遺伝的な要素でオレンジ色が出てくることや、餌、水槽の光の当たり方や砂利の色等外的要因も関係があるとも言われていますが、解明には至っていないようです。

なので、病気で変色したわけではありません。いったん色が変わってしまうと、もう元の黒色にはもどらないようです。

家の出目金は、同じように飼っていて1匹だけ色が変わるということは、遺伝的な要素で変わったのかも知れませんね。でも、病気ではないと分かったので良かったです。

少しずつ変化する色を楽しみながら毎日観察しています。今は体がオレンジ色で尾が黒くて、ドレス着てるみたいと言っています。

体調は7,8㎝位に成長しました。白点病になりやすく半年に一回位薬で治療しています。薬を入れるとみるみる回復していくの見ると、こんな薬を開発できる人間ってホントすごいなって改めて感じます。

出目金の目は取れやすい?

出目金だけではなく魚類の目は簡単に取れるそうです。取れてしまうと再生はしないです。
出目金や頂天眼などの目が出た金魚は、さらに簡単に取れるようなので、飼育には注意が必要です。

大きな目があるので視力が良さそうですが、実は視力はとても弱いです。なので水槽内に障害物があると目に当たって傷ついたり、取れてしまうこともあるので、なるべく水槽内には何も置かないほうが良いです。

和金(フナみたいな金魚)との混泳も、突かれたりするので避けた方が良いとされていますが、家に持って帰ったときから一緒に入れていて、悪さもしないので今のところ一緒に入れています。でもやっぱり安全面を考えると別々の水槽にしたほうが無難かも知れませんね。どうしようか検討しているところです。

 

いつものんびり優雅に泳ぐ出目金は、金魚の中でも癒し系ですね。

愛着もあるので、長生きしてほしいです。