カエルは福を招く?

日本では「カエル」という言葉がいろんな意味を持ち、様々な語呂合わせで縁起の良いものとされていますし、海外でもヨーロッパでは神様の使い、タイでは仏様の使いとするなど世界中で幸運を招く動物として知られています。

縁起が良いわけ

カエルはヨーロッパではグリム童話など、多くの物語に登場する人気キャラクターですね。

一度にたくさんの卵を産むので、「子宝に恵まれる」、雨が降る前や降り始めに鳴くことから、雨を呼んで豊作をもたらしてくれる「豊穣・成功運」のシンボルとしても有名です。

カエルという字は漢字で、帰る・還る・復る・返る・孵るなどたくさんあり、同じ「かえる」でも意味が違うので、語呂合わせで親しまれ昔から様々縁起の良いものとされてきました。

旅行の安全に「無事カエル」、福招きに「福カエル」「お金がカエル」、健康長寿に「若ガエル」など。

福をむかえる」・「幸せをむかえる」・「人をむかえる」といろんなグッズや置き物になったり贈り物にもよく使われています。「お金がかえる」と言って、かわいいガマ口のお財布も人気がありますよね。

商売繁盛、福を招く、縁起の良いものと言えば招き猫を思い浮かべますが、カエルの置き物を玄関など入口に置くと招き猫以上に開運力を発揮するとも言われています。

3本足のカエル?

カエルの置物はお店でもよく売っていますが、風水グッズとして金運が上がるといわれるカエルの置物をよく見ると足が4本ではなく3本になっているものがあります。後ろ足がおたまじゃくしの尾のように真ん中に1本しかありません。このカエルは中国で伝承されている月に住む蛙の霊獣・青蛙神(せいあじん)をモチーフにしています。青蛙神は仙人に金貨で釣り上げられて従えたと伝えられ、 青蛙神が家の庭先に出ると、その家に幸せが訪れると言われています。青蛙将軍、金華将軍などとも呼ばれています。金貨を食べるその性質からこの三足蛙は財の神として大変に縁起の良い福の神とされているのです。なぜ3本足なのかは分かりませんが、風水では3という数字には生産性「新しい物を生み出す」という意味があるので、そこから「財を生み出す」・「財運を飛躍的に上げる」として、3本足になったとの解釈もあるそうです。

三本脚の蛙  風水置物

カエルの石像

また、日本でもお寺や神社の境内などでもカエルの像を見かけます。蛙が置かれた理由が書いてあるときはやはり「語呂合わせ」で縁起物として置かれていることが多いようです。

まとめ

このようにカエルは世界中で縁起の良い動物として認知されていて、そのキャラクターは伝記や物語、アニメにもなったりとても人気があります。

お土産としても、かわいいだけでなく縁起もいいんだったら、これはもう買うしかないですね。我が家も大好きなカエルの置き物がだんだん増えていってます。笑

カエルの置き物を
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