ヒョウモントカゲモドキ 別名レオパードゲッコー 通称レオパ
豹のような斑模様をしているので豹紋なんです。なんかかっこいいよね。
では、特徴を見ていきます。
目
まぶたがあります。寝る時は目をつぶって寝ます。ガラスみたいに美しいです。
ネコみたいな縦長の黒い瞳孔と、瞳のまわりが銀灰色の虹彩をしているのがノーマルの目ですが、瞳が真っ黒なものや色が赤いものなどたくさん種類があります。
鼻
口先にあるのが鼻の穴です。風邪をひいたり病気になると鼻水が出ることがあります。脱皮に失敗したり、どこかにぶつけたりして鼻先が赤くなることもありますので、見かけたら注意して様子を見てあげてください。
舌
ピンク色をしていて太く小さい.。オオトカゲやヘビみたいに先端は割れていません。
食事をしていて口の回りが汚れたりすると、器用にペロペロと口の周りを舐めてきれいに取ります。ネコが顔を洗っているような仕草に見えることもあって愛嬌があります。
ちなみに、ヘビがチョロチョロと舌を出すのは、空気中に漂う匂いの微粒子をキャッチして、匂いを嗅ぎ取るためだそうで、獲物との距離感をつかむレーダーにもなるそうです。ヘビの口の中に、ヤコブソン器官という匂いを感じる器官が左右に2つあり、2つに割れた舌の先に繋がっているのですが、先が割れていることで空気に触れる表面積がアップして、より多くの匂いの粒子を捕えることができるように舌先が割れていると言われています。ヘビには、この大事な役割を果たす舌をいつでも出せるように、口先に穴みたいに凹んでるところがあって、口を閉じていても舌を出し入れできます。トカゲは口を開けないと舌を出せません。
口
大きな牙はありません。ぱっとみた感じ歯がないように見えますが、細くてギザギザの鋭い歯が多数あります。おなかがすいている時等に指を出して噛まれたことがある人がいるそうですが、普段は大変大人しいので、ウチのレオパくんは噛むイメージは全くありません。飼い始めて3年を超えますが1度も噛まれたことはないです。
耳
頭の横に開いているのが、耳の穴です。結構大きい穴です。覗いたら透けて向こう側が見えそうです。実はトカゲは耳がとってもいいのです。しゃべることができない代わりに、危険を察知するために他の生き物よりも聴覚は優れています。
手・指
指は5本あります。ヤモリの仲間は吸盤のような指で壁やガラスを登ったり、天井に張り付くことができますが、レオパはヤモリの仲間ではありますが、吸盤状にはなっていなくて、細長い指です。なので他のヤモリのように壁などに引っ付くことはできませんが、指先の爪で立体物を登ることができます。
尾
太くてプニプニしてて何とも言えないかわいさがある尾ですが、この尾には栄養分の脂肪を蓄えています。太ければ太いほど栄養をためているということです。
トカゲは危険を感じると尾を切って逃げますが、レオパも同じです。自切 (じせつ) と呼ぶんですが、切った後にはまた再生尾が生えてきます。ただし、元のように完全には再現されず、短かったり、形や表面の感じや色も変わりますが、健康上は問題ないそうです。
以上、今回は主に体の部位について説明しました。
爬虫類があまり得意ではなかった私も、レオパを飼い出して爬虫類の魅力が分かってきました。手に乗せても大人しく、冷たいおなかをピタッと手のひらにつけてくつろいでいる姿を見ると、とても愛着が湧いてきます。まだ飼ったことのない方も、ペットショップに行けば大抵居ますので、ぜひ一度手に乗せてみてください。
きっと飼いたくなりますよ。(たぶん)笑
我が家のレオパくんを紹介します
2015年1月よりヒョウモントカゲモドキを飼っています。
まだちっちゃかったですが、3年たった今は、
こんなに立派になりました。柄は成長するにつれ変わるようです。
えさは購入時から冷凍こおろぎを与えています。
購入当初は、脱皮がうまくできず、1mmくらいしかない指先についた皮が取れず、濡らした綿棒で四苦八苦しながら取ってあげたことも今ではいい思い出です。
とてもおとなしくて、噛まれたこともなく、手に乗せてもじっとしています。
初めて飼った爬虫類でしたが、飼いやすくて、入門にはおすすめだと思います。