カエルは懐くのか?

先月から飼い始めたアマガエルくん。もうすぐ2カ月めになります。

人工の餌にもすっかり慣れて、ピンセットでも指先に乗せてもパクパク食べてくれるようになりました。家に持って帰った当初は、飼育ケースの上蓋を開けるとすぐに飛び跳ねて脱走していましたが、最近は環境に慣れたのかとても大人しく、飛んでも人の手とか足とか服とかにしがみついてじっとしてくれるので、捕まえるのに手がかかることもなくなりました。

手に乗った時にスマホを近づけて写真を撮っても全然逃げません。めっちゃ可愛いです。手乗りカエルです。さすがに何分もそのまま乗り続けることはないですが、写真を撮るのに手の高さや角度を変えてみても、じっとしています。

自ら人に近づいてくるようになると、もしかしたら懐いてきたのか?と思ってしまいます。

でも、

カエルが懐くことってあるのでしょうか?

科学的な観点から見ると、本能に基づく行動はあっても、感情も愛情もないっていう見解みたいです。カエルは人に慣れないし、飼い主を見分けることなどありえない。 人の姿を見て近寄って来たとしても、餌を運んでくる物?くらいしか認識がないそうです。

そんな言い方をしてしまっては何かさみしいものを感じてしまうのですが、科学で解明できていないことだってたくさんあるし、小さな脳みそでちゃんと考えてるかも知れない。解明されていない以上、感情がないと言い切ることもできないのではないでしょうか。

懐く」っていう言葉を調べてみると、慣れ親しむ親近感をいだき、近づきなじむ

といった内容になっています。これは誰から見てのことなのか考えてみると、カエルの気持ち、感情があるとかないとかじゃなくて、自分から見て上記の意味のように感じたら、それはもう「懐いている」ってことなんじゃないかと思うんです。

そうすると、ウチのカエルくん達は、指で摘まんだ餌も食べるくらい人慣れしてるし、親近感もある。手や指先に乗ってもゆっくり眺めることができるくらい馴染んでいる。

これはもう完全に「なついてます」ね。笑

親戚の家で飼っているアマガエルは、おなかがすいていないときにエサを顔に近づけると手で払いのけます。いらないときはちゃんと意思表示もできるのです。会話をすることはできませんが、近くでじいっと目を見ると、カエルくんもこっちをじっと見ていて、何かを訴えているようにも思えてきます。毎日世話をしていると本当に愛着が湧いてかわいいです。とりあえず毎日手に乗せて、手乗りカエルにしています。笑